続:自分に合った RSS 購読術を考えているの巻

前回に続いて乱暴なメモなので読まないほうがいいかも。

しばらく前からポータルサイトとしての livedoor に疑問を感じていたこともあり、livedoor のアカウントを削除した。というわけで livedoor Reader のデータもすべてなくなった。おかげで、今日も livedoor Reader を開かなかったとか、未読の溜まり具合はどうだろうかとか、そういうくだらないことに心を悩ませる必要は消えたことになる。

ある意味、これまでの僕の RSS 購読術は見事に敗れ去った。しかし、負けたままというのは気にくわない。次なる手を考えている最中だ。

まず基本となるサービスは、はてなアンテナでいく。これは自分の性に合っていると思う。ただし、更新頻度の高いものや読み逃したくないものだと、やや機能が弱い。

そこで、Bloglines+Plagger+Gmail でそのようなサイトの RSS を購読することにした。

とはいうものの、Gamil の未読管理に依存することになり、livedoor Reader と同じように未読沼にはまる危険性はある。この点については見直していく必要がある。ただし、livedoor Reader よりは UI の使い勝手がよいので、ひどいはまりかたをするとは思わない。

今後の方針は、以下のような考え方の下で定めることにしたい。

情報というものは何度も何度も繰り返し現れる。取りこぼすことを気にする必要はない。僕は tumblr を使っていて、following はだいたい 1000 強を目安にしている。このくらいの following だと全員のポストを読むことは不可能だろう。しかも、間引きされた情報しか流れてこない Dashboard を中心に読んでいる。確かに、普段から読み落としていると感じているが、未読が溜まるというシステムが存在しないため気楽である。これは Twitter にもいえるだろう。

ただし、アンテナは多いほうがいい。情報は繰り返し現れるとはいえ、いつどこからやってくるのかは分からないからだ。さまざまな媒介を通して情報は得られる。

特に、友人や知人から得られる情報は有用なことが多いだろう。彼らから得られる情報をより豊かにするには、こちらからのアウトプットが必要不可欠だ。共通の理解と give&take の精神は忘れてはいけない。

集めた情報をすべて処理する必要ない。処理すべきもののみを扱えばいい。情報を分類するのは未読と既読ではない。必要なときに探せばいいのである。

ただし、処理すべき情報を分類するだけの力を養っておかなければならない。物事を理解したときに使う言葉に「分かる」がある。これはまさしく「分類できた」という意味だ。処理すべき対象を知らずに、やみくもに探し出そうとしてもうまくいかないことになるだろう。

とりあえず当座は、流し読みのできる RSS リーダがいいと思っている。Google Reader で「すべてのアイテム」を開いたときの状態は悪くないと思うが、未読管理があるので長続きしないだろう。それにフィードの数が増えると遅くなる。

自作するという手もある。Fastladderオープンソース版にクローラがあるので、それを使わせてもらうという手だ。どうなることやら。