裁断機

いまやどのご家庭にもあるという裁断器 PK-513L ですが、もちろん我が家にも、

  ないない。
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プラス 断裁機 PK-513L 裁断幅A4タテ 26-106

プラス 断裁機 PK-513L 裁断幅A4タテ 26-106

残念なことに置き場所がないのです。もし買ったとしたら物置部屋にしまうことになるでしょうし、その部屋から作業場所へ運ぶまでに曲がり角のある階段を経由しなければならなかったりして、おそらく柱や壁にキズを付けてしまうことになるからです。

というわけで、カール事務器のディスクカッター DC-210N を購入。これは軽いし壁に立て掛けることもできるので、収納は簡単です。

外箱。

中身はこんな感じ。

ためしにスカパーの番組表を乗せてみました。

それでは裁断の様子でも説明してみましょうか。

では、この本をバラしましょう。

カバーを外します。

電子レンジで温めて糊をやわらかくしたところです。ちょっとふにゃっとしてますね。でも、裁断をはじめたころは電子レンジを使っていましたが、慣れてくると温めなくてもバラせるようになります。今は、温めたりしてません。

外側をさっと取り外します。

紙質や糊の具合によりますが、数十枚ずつバラしています。デファクトスタンダードである PK-513L ならば、このような手間は必要ないでしょうけどねぇ。

こんな感じで分割しています。

DC-210N で糊付けされた部分を切断します。

スパッと切れます。

最終的にはこうなりました。

この後、ScanSnap でスキャンしました。

僕の感想ですが、本をバラすのはたいした手間ではありません。もちろん PK-513L を使えばアッという間でしょう。とはいえ、DC-210N であっても文庫本や新書であれば数分で済んでしまいます*1

むしろ、ScanSnap でのスキャン作業や、さらに ScanSnap Organizer での PDF 編集の方が手間のかかる作業だと思います。特に ScanSnap Organizer で編集可能な PDF は ScanSnap で読み取ったものに限られるので、すべての PDF 編集を ScanSnap Organizer で行う必要があると思います。これが意外と骨の折れる作業で、根気がいります。

本をバラすのは楽だし楽しいです。ScanSnap でのスキャン作業は紙質によって難しいこともありますが、それなりに楽しい作業です。

しかし、ScanSnap Organizer での PDF 編集は疲れます。基本的には PDF を連結するだけですが、ページの回転や抜けを確認したりすることになるので、ディスプレイとにらめっことなるためです。

ついでに書いておくと、ScanSnap の重複読み取り機能はとても強力な機能なので、絶対にこの機能の付いた機種を買うべきです。この機能がなければ、ScanSnap Organizer での作業が一段と大変になるでしょう。

まとめると、DC-210N は非常に便利なカッターです。紙を一枚切るといった用途にも使えるので、PK-513L ユーザであっても持っていて損ではないと思います。

それでは、楽しい ScanSnap 生活を。

*1:でもラクダ本をバラしているときは、さすがにこの方法は違うなとは思いました。