system-config-display が動かない
Momonga Linux 7*1 や Fedora 13 では system-config-display が動かない。代わりに gnome-control-center に含まれる gnome-display-properties を使うのが世の流れであるそうだ。
ちなみに、system-config-display を実行すると次のようなエラーが出るだろう。
$ system-config-display
Traceback (most recent call last):
File "/usr/share/system-config-display/xconf.py", line 27, in <module>
import xf86config
File "/usr/lib64/python2.6/site-packages/xf86config.py", line 1, in <module>
import ixf86config
ImportError: /usr/lib64/python2.6/site-packages/ixf86configmodule.so: undefined symbol: xstrtokenize
- https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=623742
- https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=624297
なんでこんなことになるのかというと、たぶん pyxf86config が xserver-1.8.x が対応していないから。
とはいえ、強引に動かす方法がないわけではない。Momonga Linux 7 であれば Momonga Linux 6 の pyxf86config パッケージ*2を --oldpackage でインストールすればいい。これでなんとなく動く。
このようなことがうまくいくのは、上のエラーにも出ている ixf86configmodule.so が xorg-x11-server-devel に含まれる libxf86config.a という静的ライブラリをリンクしているから。Momonga Linux 6 の pyxf86config は、xserver-1.6.x で提供される libxf86config.a をリンクしている。この静的ライブラリなら問題はないのだろう。
