ファイルサーバで Dropbox を動かす
[2010-01-25 Mon] 追記:ファイルサーバの Dropbox ディレクトリを sshfs で共有すると、とても便利である。sshfs の設定に関しては以下の MediaWiki のページに説明がある。
(追記ここまで)
Dropbox は便利。そんなのは常識だけど、たまにしか使わないマシン、短時間しかログインしないアカウント、インデックス化に時間がかかる環境では不便なのではないかな。同期にはそれなりの時間が必要だからね。というわけで、常時 Dropbox をファイルサーバで動かしておき、前述のような環境からアクセスできるようにした。
ファイルサーバで X を動かすのが嫌ならば、下記のページを参考に CUI で Dropbox をインストールすればいいだろう。
僕のファイルサーバは Momonga Linux 6 だけど、たまたま LiveCD からインストールした*1ので X が入ったままだった。もうひとつ X を使いたい理由もあって、Dropbox が同期の対象とする ~/Dropbox ディレクトリを別の場所にしたかったから。これが CUI インストールで可能なのかどうか分からなかった。GUI の場合は、セットアップ中に指定が可能。
Dropbox のセットアップは VNC で作業した。ただ、Momonga Linux におけるデフォルトの VNC と思われる TigerVNC がイマイチ*2らしく、Shift キーや Ctrl キーが使えない状態ではあった。
上に挙げたページには、dropboxd の起動スクリプト、いわゆる initscript があるのでそれを使うといいかもしれない。僕は、ホームディレクトリで以下のように手動で起動するようにしている。
$ ./.dropbox-dist/dropboxd &