iPad の実物を触ってきた

あらかじめいっておくと、数週間前のことだ。僕は Apple の製品を買うことはないだろうと誓った。もちろん一番の理由は Apple にここまで下に見られるような状況など認めたくないことである。

こんな話を持ち出してみたけど、とりあえず置いておくことにして、iPad を実際に触ってみた感想を書いておこう。

あくまでも個人的な話になる。僕は手に汗をかきやすい。ということは、タッチパネルの操作がしにくいのだよね。Magic Mouse でも感じたんだけどさ。パネルに触れば触るほど悲しい気分になっていくのだった。

きっとこれからは iPadiPhone に限らず、タッチパネルが主流となっていくだろう。少なくとも、僕、妹、父にとっては世知辛い計算機世界となるんだろうな。はぁ、だってしょうがないじゃない。

話を変えよう。iPad のマルチタッチパネルは素晴らしいとしかいいようがない。これから先、あっと驚くようなこのマルチタッチパネルの利用方法が次から次へと現れるのだろう。大部分はコロンブスの卵的なもので、どれもこれも嫉妬の的になるに違いないだろうけど。楽しみだけど、怖さはある。自分の才能のなさであるとか、先見の明のなさであるとか、自分を苦しめるのではないかと思うからだ。

また話を変えよう。iPad の開発環境というのは閉鎖的のように感じるが、これは悪ではない。Nintendo DSPSP を越えるアプリケーションプラットフォーム (現時点ではゲーム中心となるであろう。) へと登り詰めるのであれば、この戦略は吉となるはずだ。Android ではこうはいかないのではないか。まあ、邪推であるが。

任天堂ソニーiPad に追い付けるのか、追い越せるのか、僕の興味はそこにある。ゲーム機としての iPad は強力だ。期待しているといいつつも、僕の DSiLL は数カ月間電源すら入れてないのですけどね。。。