続:やっぱ ext4 が遅いよね

結論からいうと、以下のパッチを当てた kernel-2.6.35.5-2m.mo7.x86_64 は全く性能の改善が見られなかった。

このパッチは linux-ext4 メーリングリストなどに流れた「ext4: fix 50% disk write performance regression」なる一連のスレッドから出てきたもの、だと思う。

Momonga Linux 7 のリリース前から気にしていたスレッドだったのだけど、Momonga における性能低下とはあまり関係なかったようで、少々がっかりしているところ。

なんとなく勘でものをいってみると、ext4 上のファイルがメモリにうまく乗っていないような気がする。まあ、ext4 上にある KVM の仮想ディスクに ext4 な領域を作って作業してもらえると酷さがよく分かるのではないかな。たとえば、find コマンドを実行してみるとか。1 回目が遅いのは普通だと思うけど、2 回目以降も遅いんだよね。

別の方向からバグを特定しないといけないな。