映画『ブラック・スワン』を観た。
限界を越える、性的に。
僕は限界を越えるというか能力を獲得する類の話はあまり好きではないし、最後は死ぬというオチが見えているので、恐怖で緊張感を保っていて引き締まった展開だとは感じつつも、劇場にいる間はなんだかなぁと思っていた。
でも、劇場を後にしてから考えてみると、西洋の寓話との類似点、母と娘の関係、色使い、動作など面白いところがいろいろあり、病んだ内容だけど、もう一回観たいなと思った。まあ男には判らない世界かも。
『赤ずきん』なる映画が同時期に上映される (日本でだけど) のは何か関連あるのかね。制作年は違うか。