ハルヒの映画を観た

いまさら感が漂う中、『涼宮ハルヒの消失』を観た。

ちなみに、この映画を観る前の僕は「涼宮ハルヒシリーズ」がどういうものなのか知らなかった。知っていたのは、涼宮ハルヒ長門有希朝比奈みくるという登場人物がいること、声優に平野綾*1が含まれていること、たぶんこれくらいで、学園モノのドタバタ劇なのだと思っていた。たまに見かける「谷川流」は将棋の流派だと。

実は SF なのね。主人公と思わしき男のだらだらとした言い回しはどうにかならないのか*2と思って観ていたところ、「閉鎖空間」という言葉がセリフに混じったあたりで自分の理解が間違っていたと気がついた。

涼宮ハルヒシリーズ」を知らない僕が内容を解説してもしょうがないので、これは省く。

感想としては、僕はこういう内省のような話は好きではない。過去を振り返る話というのは、新しさであるとか展望を感じさせないからだ。前に突き進むような流れを観たい。非英雄*3の人生回顧録とはいいすぎだけど、いろいろと強さが足りないのではないかね、特に作り手の。

でも、小説は読んでみたくなったな。

*1:カワイイ!!でも声は知らん。

*2:おそらく、小説の雰囲気を再現するとこうなるのだろう。

*3:僕のイメージはショッカー。